推理

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【書評】invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼/講談社ーー物語は、そのすべてを覆す!?

ーー犯人は自明。ただし、わたしはこう問いかけましょう。はたして、あなたは探偵の推理を推理することができますか?  今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『invert 城塚翡翠倒叙集』になります。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の...
2022.05.18
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【ランキング】GW中の隙間時間に読みたい!後悔しない”ミステリ小説”7選2022

”人が死なないミステリ”が若干多めかも?  もうすぐ私やみなさんもご待望のGWに突入ですね⭐︎  ご家庭でも職場でも学校でも、GW前の熱気にあふれていることでしょう。  みなさんはどのように過ごされますか?  私はまだ予定が定まりき...
書評

【書評】medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼/講談社文庫ーー最高峰の大どんでん返し?!

ーー心霊と論理を組み合わせて、真実を提示するーー。自分は、彼女の媒介者となる道を選んだ。時間はもう、あまり残されていない。  今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『medium 霊媒探偵城塚翡翠』になります。  相沢沙呼さんは、...
書評

【書評】マツリカ・マジョルカ/相沢沙呼/角川文庫ーー妖艶でビターで辛辣な青春ミステリ

ーー遠く離れているわけではない。手を伸ばせば届く距離にいるのに、互いにふれようとしない人々を。互いに避けあって、声を掛けずに見て見ないふりをしている人々を、わたしはここからみているの。手を伸ばしても届かない距離まで、走って逃げてしまう、哀れ...
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【書評】図書館の魔女/高田大介/講談社文庫ーー言語と言葉による超推理ファンタジー

ーー剣でも、魔法でもない、少女は”言葉”で世界を拓く。  今回は、私の個人的に大大大好きな作品⭐︎  高田大介・著『図書館の魔女』のシリーズ第一作目をご紹介いたします。  第一作目『図書館の魔女』の後は、二作目『図書館の魔女 烏の伝言...
2022.04.21
書評

【書評】本と鍵の季節/米澤穂信/集英社文庫ーー”古典部シリーズ”の後継作!

ーーどんなに立派なお題目でも、いつか守れなくなる。だったらせめて守れるうちは守りたい  今回は、米澤穂信さんの『本と鍵の季節』をご紹介させていただきたいと思います。米澤穂信さんといえばなんと言っても! デビュー作『氷菓』を初めとする『古典...
2022.03.30