書評【書評】ののはな通信/三浦しをん/角川書店ーー単なる百合小説? いいえ、哲学書です。 ーー誇りを奪われ、苦しむ人々をまえにし、はなは自身の誇りをかけて動かずにはいられなかった。その際、あなたの潔癖さが、あなたの持つすべてものを捨てさせたのでしょう。 今回ご紹介させていただく作品は、三浦しをん・著『ののはな通信』になります... 2022.06.05千桜/Chio書評