書評

【書評】レベッカ/デュ・モーリア[著]/茅野美ど里[訳]/新潮文庫ーー凄みのある愛のゲーム

ーーマンダレー、わたしたちのマンダレー、かつての姿と変わらずに密やかで静謐なマンダレーが、そこにあった。  今回ご紹介させていただく作品は、デュ・モーリア著『レベッカ』になります。古典の名書みたいなのですが、私ぜんぜん知らなくて。。ディー...
2022.04.09
書評

【書評】満月珈琲店の星詠み/望月麻衣/文春文庫ーー人と宇宙を繋ぐ猫

ーー『満月珈琲店』には、決まった場所はございません。時に馴染みの商店街の中、駅の終着点、静かな河原と場所を変えて、気まぐれに現れます。そして、当店は、お客様にご注文をうかがうことはございません。  今回ご紹介させていただく作品は、望月麻衣...
2022.04.09
書評

【書評】おいしいベランダ。/竹岡葉月/富士見L文庫ーー黒髪ドSイケメンの料理のお味は?!

ーーお隣さんのベランダで、野菜と恋心、育てました。  みなさん、野菜は好きですか? うちでは毎日の夕飯の一品には必ず、山盛りのサラダを出すようにしています。それも、これだけでお腹いっぱいになるよねっていう量です笑  推奨されている1日の...
2022.06.21
書評

【書評】花屋さんが言うことには/山本幸久/ポプラ社ーー人と花とをつなぐ、お花屋さんの物語

ーーこの花の名前は? ーートルコ産でもなければキキョウ科でもない、トルコギキョウです ーーほんとはどこ産でなに科? ーーアメリカのテキサス州などが原産地で、リンドウ科です  私、幼稚園の頃はお花屋さんになることが夢でした。。今でもお...
2022.03.30
書評

【書評】木曜日にはココアを/青山美智子/宝島社文庫ーー世界をめぐるほっこりラブストーリー

ーー好きな場所にいるだけで、元気になることもある。ある人が、そう教えてくれました  今回ご紹介させていただく作品は、青山美智子・著『木曜日にはココアを』になります。青山美智子さんのデビュー作で、”第1回宮崎本大賞”の受賞作です。  とこ...
2022.03.30
書評

【書評】恋歌/朝井まかて/講談社文庫ーー幕末の水戸藩での壮絶で一途な、愛の物語

ーーさく梅は風にはかなく散るとても にほひは君が袖にうつして  さてさて始まりました! 歴史のお勉強です!……今回ご紹介させていただく作品は、”第150回直木賞”の受賞作でもある、朝井まかて・著『恋歌』になります。この作品の主人公は、樋口...
2022.03.30
書評

【書評】木もれ日を縫う/谷瑞恵/集英社文庫

ーー面変わりしたんは山姥になったせいやんな  今回は、谷瑞恵・著『木もれ日を縫う』をご紹介いたします。谷瑞恵さんについては以下の記事でも少し紹介をしているので読んでみてくださいね。  この『木もれ日を縫う』という作品は、小説すばる2...
2022.03.30
書評

【書評】ザリガニの鳴くところ/ディーリア・オーエンズ[著]/友廣純[訳]/早川書房

ーー秋の葉は落ちるのではない。飛び立つのだ。飛躍できる一度きりのそのチャンスに、彼らは与えられた時間を精いっぱい使って空をさまよう。日の光を照り返して輝きながら、風の流れに乗ってくると舞い、滑り、翻る。  今回ご紹介させていただく作品は、...
2022.04.25
書評

【書評】貝に続く場所にて/石沢麻依/講談社ーーそれはまるで、犠牲者の方々への鎮魂歌のような

ーー痛みそのものの記憶自体は、いつまでたっても鮮やかなもの。それは変わらないんだよ。人であろうと場所であろうとも  石沢麻依・著『貝に続く場所にて』という作品は、李琴峰・著『彼岸花の咲く島』と合わせて”第165回芥川賞”に受賞された作品に...
2022.03.30
書評

【書評】旋律〜君と出逢えた奇跡〜/望月麻衣/双葉文庫

ーー十七歳は、少年の純粋さと大人の魅力が見え隠れする、最も美しく輝かしい時なのかもしれない。それが眩しくて、目眩がしているだけ。  今回ご紹介させていただく作品は、望月麻衣・著『旋律〜君と出逢えた奇跡〜』です。この本を読んで私が感じたこと...
2022.03.30