書評【書評】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒/集英社ーー潜入先は、音楽教室?! ーー相手はCIAでもKGBでも反社会的組織でもない。町の音楽教室だ。 今回ご紹介させていただく作品は、安壇美緒あだんみお・著『ラブカは静かに弓を持つ』になります。「王様のブランチ」のブックコーナーの特集にて紹介されておりました。 テ... 2022.05.25 2022.05.26千桜/Chio書評
書評【書評】花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を/編乃肌/マイナビ出版ファン文庫 ーーそれだけじゃないのよ? 素敵なお花に囲まれている、夢のような空間という意味も込めてみたの。そこに私たちの、花屋をやりたいっていう長年の夢も上乗せして、「ゆめゆめ」 みなさんは一年の中で、どれだけお花を買われますか? 私は生花だと... 2022.05.21 2022.06.29千桜/Chio書評
書評【書評】invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼/講談社ーー物語は、そのすべてを覆す!? ーー犯人は自明。ただし、わたしはこう問いかけましょう。はたして、あなたは探偵の推理を推理することができますか? 今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『invert 城塚翡翠倒叙集』になります。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の... 2022.05.17 2022.05.18千桜/Chio書評
書評【書評】百貨の魔法/村山早紀/ポプラ社ーー願いを叶える、白い子猫と、新人コンシェルジュ ーー彼と仲間たちは誓った。子猫のために一口のミルクも手に入らない、そんなことがもう二度と無いようにしよう、と。神様はこの世にいないかも知れないけれど、自分たちがこの手で、夢を叶えよう。 今回ご紹介させていただく作品は、村山早紀・著『百貨... 2022.05.11千桜/Chio書評
書評【書評】桜風堂ものがたり/村山早紀/PHP文芸文庫ーー人々の心に支えられた、田舎町の本屋さん ーー言葉は耳に降りそそぐ。永遠の水の流れのように。 今回ご紹介させていただく作品は、村山早紀・著『桜風堂ものがたり』になります。 こちらは”桜風堂ものがたりシリーズ”の第一作目でして、その後、二作目『星をつなぐ手』→三作目『桜風堂夢... 2022.05.05千桜/Chio書評
書評【書評】本を守ろうとする猫の話/夏川草介/小学館ーー懐かしの児童文学ファンタジーのような ーー君自身が旅を続けなさい。メロスが最後まで走り続けたように。 みなさんは、なぜ、なんのために本を読まれますか?←唐突 一口に本と言ってもジャンルはさまざまです。なので今回は「小説」に絞って考えてみたいと思います。 私は両親の影... 2022.04.28千桜/Chio書評
書評【書評】medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼/講談社文庫ーー最高峰の大どんでん返し?! ーー心霊と論理を組み合わせて、真実を提示するーー。自分は、彼女の媒介者となる道を選んだ。時間はもう、あまり残されていない。 今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『medium 霊媒探偵城塚翡翠』になります。 相沢沙呼さんは、... 2022.04.23千桜/Chio書評
書評【書評】赤と青とエスキース/青山美智子/PHP研究所ーー芸術×ミステリ×奇跡のラブストーリー ーーエスキース。デッサンやスケッチなどと意味合いは似ているが、決定的に違うことがある。それを元にして、本番の作品を必ず完成させる。書き手にその意志があると言うこと。 今回ご紹介させていただく作品は、青山美智子・著『赤と青とエスキース』に... 2022.04.19千桜/Chio書評
書評【書評】サラと魔女とハーブの庭/七月隆文/宝島社ーー飛びたいと思えることこそが、、 ーーエキナセア 元々ネイティブアメリカンが傷薬として使っていたハーブで、免疫力を高めてくれるわ。癖がなくて飲みやすい みなさんのご家庭には、ハーブはありますか? そもそもハーブって何? って方も多いやもしれません。ハーブの定義は「古代オ... 2022.04.18千桜/Chio書評
書評【書評】サクラ咲く/辻村深月/光文社文庫ーー鮮麗な青春の栄光を、勝ち取るための物語 ーーずっと忘れない。私たちの遠い日の歌を。 こんにちは。Twitterの友達の影響で、最近は青春小説を読むことが多くなった私です。そんな私のもとに、桜の花びらの如く舞い降りてきましたこちらの作品、辻村深月・著『サクラ咲く』。 辻村深... 2022.04.15千桜/Chio書評