書評

【書評】おいしいベランダ。亜潟家のアラカルト/竹岡葉月/富士見L文庫ーー待ちに待った番外編!

ーーご無沙汰してました。これ、うちで収穫した野菜。二人ともまあまあ元気です。  さて、ついに私、待ちに待った竹岡葉月・著『おいしいベランダ。亜潟家のアラカルト』を入手いたしました! 言わずと知れたメシモノ長編恋愛小説、”おいしいベランダ。...
書評

【書評】流浪の月/凪良ゆう/創元文芸文庫ーー絶望の果てで得た想いとは? 希望とは?

ーーわたしたちの間には、言葉にできるようなわかりやすいつながりはなく、なににも守られておらず、それぞれひとりで、けれどそれが互いをとても近く感じさせている。  みなさんは、月の裏側って見たことはありますか? 普段、私たちが地球から見上げる...
書評

【書評】100万回生きたきみ/七月隆文/角川文庫ーー幾星霜の時を駆け抜けた、永遠の愛の物語

ーー手には剣 胸に花 愛を知るタラニス  みなさんは、誰かを愛することで過酷な宿命を背負うことになるとしたら、どうしますか?←唐突  私は、誰かを愛することは少なからず宿命を背負うことなのだと思っています。愛する恋人がいたらきっと、その...
書評

【書評】美しい彼/凪良ゆう/キャラ文庫ーーまるで、天変地異のようなBL小説?!

ーーキングに仕える一兵卒の分際で、不敬罪でアヒル隊長に切り捨てられても文句は言えない。  みなさんはBL小説って、読んだことはありますか? 私はこれまでの人生で、そういった作品に触れる機会がほとんどなくてですね。BLの世界を初めて知ったの...
書評

【書評】ののはな通信/三浦しをん/角川書店ーー単なる百合小説? いいえ、哲学書です。

ーー誇りを奪われ、苦しむ人々をまえにし、はなは自身の誇りをかけて動かずにはいられなかった。その際、あなたの潔癖さが、あなたの持つすべてものを捨てさせたのでしょう。  今回ご紹介させていただく作品は、三浦しをん・著『ののはな通信』になります...
書評

【書評】さよならの向う側/清水晴木/マイクロマガジン社ーー最後の命を燃やす、別れの物語

ーー駆け足でやりたいことをやって日々を生きること。じっくりと日々を味わうこと。それは反対のように思えて、実はほとんど変わらないことだった。  今回ご紹介させていただく作品は、清水晴木・著『さよならの向う側』になります。続編に『さよならの向...
書評

【書評】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒/集英社ーー潜入先は、音楽教室?!

ーー相手はCIAでもKGBでも反社会的組織でもない。町の音楽教室だ。  今回ご紹介させていただく作品は、安壇美緒あだんみお・著『ラブカは静かに弓を持つ』になります。「王様のブランチ」のブックコーナーの特集にて紹介されておりました。  テ...
2022.05.26
書評

【書評】花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を/編乃肌/マイナビ出版ファン文庫

ーーそれだけじゃないのよ? 素敵なお花に囲まれている、夢のような空間という意味も込めてみたの。そこに私たちの、花屋をやりたいっていう長年の夢も上乗せして、「ゆめゆめ」  みなさんは一年の中で、どれだけお花を買われますか?  私は生花だと...
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【書評】invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼/講談社ーー物語は、そのすべてを覆す!?

ーー犯人は自明。ただし、わたしはこう問いかけましょう。はたして、あなたは探偵の推理を推理することができますか?  今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『invert 城塚翡翠倒叙集』になります。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の...
2022.05.18
書評

【書評】百貨の魔法/村山早紀/ポプラ社ーー願いを叶える、白い子猫と、新人コンシェルジュ

ーー彼と仲間たちは誓った。子猫のために一口のミルクも手に入らない、そんなことがもう二度と無いようにしよう、と。神様はこの世にいないかも知れないけれど、自分たちがこの手で、夢を叶えよう。  今回ご紹介させていただく作品は、村山早紀・著『百貨...
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【書評】おいしいベランダ。亜潟家のアラカルト/竹岡葉月/富士見L文庫ーー待ちに待った番外編!

ーーご無沙汰してました。これ、うちで収穫した野菜。二人ともまあまあ元気です。  さて、ついに私、待ちに待った竹岡葉月・著『おいしいベランダ。亜潟家のアラカルト』を入手いたしました! 言わずと知れたメシモノ長編恋愛小説、”おいしいベランダ。...
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【書評】流浪の月/凪良ゆう/創元文芸文庫ーー絶望の果てで得た想いとは? 希望とは?

ーーわたしたちの間には、言葉にできるようなわかりやすいつながりはなく、なににも守られておらず、それぞれひとりで、けれどそれが互いをとても近く感じさせている。  みなさんは、月の裏側って見たことはありますか? 普段、私たちが地球から見上げる...
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【書評】100万回生きたきみ/七月隆文/角川文庫ーー幾星霜の時を駆け抜けた、永遠の愛の物語

ーー手には剣 胸に花 愛を知るタラニス  みなさんは、誰かを愛することで過酷な宿命を背負うことになるとしたら、どうしますか?←唐突  私は、誰かを愛することは少なからず宿命を背負うことなのだと思っています。愛する恋人がいたらきっと、その...
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【書評】美しい彼/凪良ゆう/キャラ文庫ーーまるで、天変地異のようなBL小説?!

ーーキングに仕える一兵卒の分際で、不敬罪でアヒル隊長に切り捨てられても文句は言えない。  みなさんはBL小説って、読んだことはありますか? 私はこれまでの人生で、そういった作品に触れる機会がほとんどなくてですね。BLの世界を初めて知ったの...
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【書評】ののはな通信/三浦しをん/角川書店ーー単なる百合小説? いいえ、哲学書です。

ーー誇りを奪われ、苦しむ人々をまえにし、はなは自身の誇りをかけて動かずにはいられなかった。その際、あなたの潔癖さが、あなたの持つすべてものを捨てさせたのでしょう。  今回ご紹介させていただく作品は、三浦しをん・著『ののはな通信』になります...
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【書評】さよならの向う側/清水晴木/マイクロマガジン社ーー最後の命を燃やす、別れの物語

ーー駆け足でやりたいことをやって日々を生きること。じっくりと日々を味わうこと。それは反対のように思えて、実はほとんど変わらないことだった。  今回ご紹介させていただく作品は、清水晴木・著『さよならの向う側』になります。続編に『さよならの向...
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【書評】ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒/集英社ーー潜入先は、音楽教室?!

ーー相手はCIAでもKGBでも反社会的組織でもない。町の音楽教室だ。  今回ご紹介させていただく作品は、安壇美緒あだんみお・著『ラブカは静かに弓を持つ』になります。「王様のブランチ」のブックコーナーの特集にて紹介されておりました。  テ...
2022.05.26
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【書評】花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を/編乃肌/マイナビ出版ファン文庫

ーーそれだけじゃないのよ? 素敵なお花に囲まれている、夢のような空間という意味も込めてみたの。そこに私たちの、花屋をやりたいっていう長年の夢も上乗せして、「ゆめゆめ」  みなさんは一年の中で、どれだけお花を買われますか?  私は生花だと...
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【書評】invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼/講談社ーー物語は、そのすべてを覆す!?

ーー犯人は自明。ただし、わたしはこう問いかけましょう。はたして、あなたは探偵の推理を推理することができますか?  今回ご紹介させていただく作品は、相沢沙呼・著『invert 城塚翡翠倒叙集』になります。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の...
2022.05.18
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【書評】百貨の魔法/村山早紀/ポプラ社ーー願いを叶える、白い子猫と、新人コンシェルジュ

ーー彼と仲間たちは誓った。子猫のために一口のミルクも手に入らない、そんなことがもう二度と無いようにしよう、と。神様はこの世にいないかも知れないけれど、自分たちがこの手で、夢を叶えよう。  今回ご紹介させていただく作品は、村山早紀・著『百貨...